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2011年 03月 26日
京都に住み昨年は大須賀の企画をしてくださった2人の娘さんもいる小西さんよりお便りが届いた
彼は神戸震災もにも遭っている 高校生の時にはマザーテレサに出会えた生粋のボランテイア精神を持つ青年だった 学生だった彼がこのように10年の間sensenciとかかわってくださっていることに感謝しています 彼の写真は彼のやさしい愛情に包まれたまなざしの中で親子がとんでいてやさしい気持ちになります 「危なっかしく鳥のこどもが飛ぶ練習を暖かく見守る こどもの成長を母鳥が見守る瞬間を父親である小西君が決定的な瞬間を切り取った絵で 感動的です 父親でしか撮れない写真です』柴田彰 〈とぶ〉展に寄せて 〈たまご〉〈あたためる〉に続き、3年目となった写真展(とぶ)展が開催されていること、本当に嬉しく思っ ております。 しかし、3 月11 日の東海・関東大震災に直面した今、〈とぶ〉展が開催されていることを素直に喜べる 状況なのか?私が出展させていただいた写真に意味があるのか?ご覧いただいた皆さまは何を感じら れるのか?今すべきことは何なのか?・・・さまざまな想いが私のなかに沸き起こりました。そんな身勝手 な想いから、本文を書かせていただいていることお許しください。 〈とぶ〉展は、みなさんご存知の通り大地震前に企画されたものであり、ほとんどの出展されている写真 についてもそれ以前に撮影されたものです。誰も、現在の状況を知る由もなかったことは言うまでもありま せん。 否応なく私たちの日常が揺さぶられ、情報や感情の渦に飲み込まれている今だからこそ、当初意図 していた〈とぶ〉展とはまた違った姿が浮かび上がってきて欲しいと願うようになりました。 2011 年は卯年にちなんで柴田夫妻がとんでいる年賀状が、センセンチからの初めのお便りでした。 そんな卯年にちなんでもいる今回の〈とぶ〉展かと思います。そもそも「卯」とは、重い扉を開く形や、春に 新芽が地表に出てその芽が二つに分かれている形で、両手で障害を押し上げている形を表した象形文 字と言われており、植物が茂り始めている様もあらわしているようです。兎(うさぎ)が飛び跳ねるというイメー ジとはまた違った〈とぶ〉も見えてくるように思います。 また、〈とぶ〉ということを注意深く観察したときに、「〈とぶ〉ために必要なこと」というのが見えてくるように 思います。赤ちゃんの首が座り、寝返りができ、ずり這いができ、おすわりができ、ハイハイになって、つか まり立ち・・・そこからようやく歩くことができるように、〈とぶ〉ためには相当の準備期間が必要でしょう。また 準備期間とは別に、私がジャンプするためには地面を蹴り上げますし、鳥が飛ぶには風が必要です。自 分以外の大切な存在がなければ〈とぶ〉ことすらできないということに気がつきます。 〈たまご〉が〈あたため〉られ、かたい殻を破って雛が誕生する。そして、雛は親鳥から育てられ、飛ぶた めのさまざまな準備期間を経て巣立っていく・・・。〈とぶ〉ことは、雛にとって生きていくことであり、命をつな げていくこと・・・。〈とぶ〉ことは、きっと着地点がどこかにあって〈たどりつく〉ということと同じではないかと考 えるようになりました。 もうすぐ4月(卯月)となります。卯月を迎えるにあたって、現在の暗澹たる気持ちが希望の芽によって覆 いつくされていくことを、一人ひとりが自分自身のなかにある大切な存在を取り戻せることを、心から願って います。 2011 年3 月26 日 小西 秀和
by sensenci02
| 2011-03-26 10:24
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